村山・楯岡中教諭を逮捕 住居侵入容疑「酔っていた」

村山・楯岡中教諭を逮捕 住居侵入容疑「酔っていた」
山形新聞 2014年9月8日 7時58分配信

 他人の家に入り込んだとして、村山署は7日、住居侵入の疑いで、村山市楯岡中教諭の木原潤基(じゅんき)容疑者(26)=山形市松見町=を現行犯逮捕した。木原容疑者は容疑を認めているが、侵入した経緯について「酒に酔っていて覚えていない」と供述している。

 逮捕容疑は、同日午前5時55分ごろ、村山市楯岡荒町1丁目の民家に侵入した疑い。

 同署によると、室内で遭遇した住人が110番通報した。住人の話では、起床して室内から外を見たところ、住宅1階南側にある物干し場の網戸とサッシ戸がともに開いており、見覚えのないサンダルが脱ぎ捨てられていた。住人の女性が確認すると、物干し場に木原容疑者が立っていたという。戸に鍵は掛けていなかった。

 木原容疑者は女性に「ここはどこでしょう。すみません」と話し、住宅内の空き部屋で寝ていたと説明したという。

教諭は運動会後同僚らと飲酒
 木原容疑者の逮捕を受け、村山市教育委員会は7日、市農村環境改善センターで記者会見を開き、菊地和郎市教育長が「住民の方や生徒、保護者の皆さんに多大な心配をお掛けし、申し訳ない」と陳謝した。

 市教委によると、楯岡中では6日に運動会があり、木原容疑者は同日午後6時から、JR村山駅前の飲食店で教職員、保護者ら約50人との反省会で飲酒した。木原容疑者はその後、同駅前での3次会まで参加し、午後11時すぎに同僚7人と別れたという。

 木原容疑者はことし4月、新採教諭として同校に赴任。1年生の副担任で、保健体育を担当し、野球部の顧問も務めている。市教委は7日夕、臨時校長会を開いたほか、同校は今後、全校集会などで生徒、保護者に経緯を説明する。

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